疾患と異常歩行の組合せで正しいのはどれか。
正答:1
正答:1
代表的疾患と異常歩行パターンの対応を問う。教科書の『異常歩行の種類』表で、小脳障害=失調性(酩酊・よろめき)歩行、パーキンソン病=前方突進・小刻み・すくみ足、脳卒中(片麻痺)=ぶんまわし(分回し)歩行という対応を確実に押さえれば、誤りの組合せを消去できる。
疾患と異常歩行の正しい組合せを1つ選ぶ。各疾患の典型歩行を取り違えていないかを問う。
教科書の異常歩行表より、失調性歩行(ataxic gait)は小脳障害でみられ両下肢を大きく開き方向転換が不安定なよろめき歩行(=酩酊歩行)。前方突進(propulsion)はパーキンソン病でみられ歩幅が短く、すくみ足・小刻み歩行を呈し体幹前傾で突進現象を示す。片麻痺歩行(hemiplegic gait)は脳血管障害で、麻痺側が遊脚期にぶんまわし(分回し)・外転外旋となる。これらに照らすと選択肢2・3・4はいずれも組合せが入れ替わっている。
『分回し=片麻痺』『小刻み・突進=パーキンソン』『酩酊・よろめき=小脳(失調性)』の3対応がそっくり入れ替えられている。この3対応をワンセットで暗記すると、選択肢2・3・4を即座に消せる。
異常歩行は原因部位で大別できる。末梢神経麻痺(前脛骨筋群麻痺→鶏歩、中殿筋麻痺→トレンデレンブルグ)、中枢神経障害(痙性歩行=はさみ足、失調性=小脳、前方突進=パーキンソン、片麻痺=ぶんまわし)と整理すると、組合せ問題に強くなる。
疾患と歩行名を1つずつずらして並べる典型の入れ替えパターン。各疾患の『正しい歩行名』を即答できれば、ずれを検出して誤りを排除できる。
教科書の異常歩行表を、原因部位→歩行名の順で読み直す。小脳=失調(酩酊)、パーキンソン=前方突進(小刻み)、片麻痺=ぶんまわしの3点を固定すれば、本問の誤り選択肢2・3・4はすべて部位と歩行名のミスマッチとして検出でき、残った選択肢1が正答となる。