問74
手関節背屈装具の適応となるのはどれか。
この問題の分類段階2 理解正答の理由や選択肢の違いを整理する問題
正答:2
正答:2
手関節背屈装具(コックアップスプリント)の適応となる末梢神経麻痺を選ぶ問題。橈骨神経麻痺の下垂手に対して手関節を背屈位に保持する。
手関節を背屈位に保持する装具がどの神経麻痺に適応かを問う。下垂手を起こす橈骨神経麻痺と結びつけられるかが核心。
教科書では橈骨神経麻痺は下垂手を起こし、コックアップスプリント(cock-up splint)を用いると記載。教科書の図でコックアップスプリントは『手関節の背屈位固定』を行う装具で=橈骨神経麻痺とされる。手関節背屈装具=コックアップスプリント=橈骨神経麻痺。
手関節背屈=橈骨神経麻痺(下垂手)の対応が核心。正中=対立(猿手)、尺骨=ナックルベンダーと取り違えない。筋皮神経は撹乱肢で上肢装具項に登場しない。
橈骨神経麻痺では手関節・手指の伸展が障害され下垂手(drop wrist)となる。コックアップスプリントは手関節を背屈位に保持して下垂手を矯正・代償する。教科書の教科書の図注では*1がトーマス型スプリント・コックアップスプリント=橈骨神経麻痺・リウマチ様関節炎と対応する。
前問(短対立装具=正中)と対になる『コックアップ=橈骨』。装具名→保持肢位→神経の因果を一貫して覚える。
橈骨神経麻痺の下垂手とコックアップスプリント(手関節背屈位固定)の対応を、教科書の図と02b03の末梢神経障害の記載で確認する。前問の正中神経麻痺=短対立副子とセットで覚える。