陰陽の関係で「寒い日には活動して冷えすぎないようにする」のはどれか。
正答:3
正答:3
寒い(陰が過剰な)日に活動して(陽を働かせて)冷えすぎないようにするのは、一方が他方を抑えて平衡を保つ陰陽制約。正答は3。
陰陽学説の4つの関係(互根・消長・制約・転化)の違いを、具体的な行動の記述から判別できるか。
陰陽制約は、陰と陽が互いに抑え合うことで平衡(バランス)を保つ関係。寒い日は陰が勝っているので、活動して陽気を高め、陰が行きすぎないよう抑える。逆に暑い日は静かにして陽が行きすぎないようにする。これが制約。陰陽互根は互いに相手を根拠として存在し、片方だけでは成立しない関係(気と血、陰と陽の相互依存)。陰陽消長は一方が増えれば他方が減るという量の増減であり、季節がめぐるにつれて生体の側も移り変わることを説明する。陰陽転化は一定の限度を超えたときに陰が陽へ、陽が陰へと質的に入れ替わること(極まれば転じる)。設問は「行きすぎないように抑える」という調整の記述なので制約。
消長と制約はどちらも「バランスをとる」印象で混同しやすい。消長は量が増減する現象そのもの、制約は行きすぎないよう抑える働き。転化は量ではなく質が入れ替わる点で別。互根は存在の依存関係。設問文に「〜すぎないようにする」という抑制の語があれば制約と決められる。
陰陽学説の関係は、対立制約(対立し互いに抑える)、互根互用(互いを根拠とし助け合う)、消長平衡(量が増減しながら釣り合う)、相互転化(極まれば転じる)の4つで整理される。病理では、陽が制約を失えば陰虚陽亢、陰が制約を失えば陽虚陰盛。高熱が続いた後に急に体が冷えて脱力する(熱極生寒)のは転化の例。
日常の行動を1文で示し、術語に対応させる。解法は、(1) 文中の動作が「抑える」か「増減する」か「入れ替わる」か「依存する」かを判定、(2) 抑える=制約。
陰陽の関係は、対立制約・互根互用・消長平衡・相互転化の4つ。寒い日に活動して冷えすぎないようにするのは、陰が過剰なときに陽を働かせて抑える陰陽制約。互根は相互依存、消長は量の増減、転化は極まったときの質的な入れ替わり。設問文に「〜すぎないように」という抑制の語があれば制約と判定する。