問114
経穴の部位で正しいのはどれか。
この問題の分類段階1 暗記用語・数値・定義を確認する問題
正答:4
正答:4
陰包は薄筋と縫工筋の間、膝蓋骨底の上方4寸。正答は4。
大腿部の経穴の部位を、目印と寸数まで照合できるか。
足の厥陰肝経の陰包は、大腿部内側で薄筋と縫工筋の間、膝蓋骨底の上方4寸にある。したがって記述4が正しい。誤肢は数値か目印が別の経穴のものになっている。伏兎は膝蓋骨底の上方6寸で、上方3寸にあるのは陰市である。承扶は殿溝の中点で、殿溝の下方6寸にあるのは殷門である。風市は中指の先端があたる腸脛靱帯の後方陥凹部で、膝窩横紋の上方7寸にあるのは中瀆である。
大腿の経穴は、膝蓋骨底からの寸数と殿溝からの寸数の2通りの測り方が混ざる。前面は膝蓋骨底、後面は殿溝を基準にすると整理できる。外側の風市だけは寸数ではなく、直立して手を下垂したときの中指の先端という独特の取り方をする。
風市は、まっすぐ立って上肢を下ろしたときに大腿の外側で中指の頭があたる位置に取り、腸脛靱帯と大腿二頭筋の間にあたる。中瀆は大腿部外側で腸脛靱帯の後方、膝窩横紋の上方7寸にあり、大転子から膝窩中央までの長さを1尺9寸とする。承扶の深部には坐骨神経が通る。
大腿の経穴の部位を4つ並べ、3つで隣の経穴の数値を当てる。解法は、(1) 各経穴の正しい部位を思い出す、(2) 記述と照合、(3) 一致するものを選ぶ。
正しいのは「陰包は薄筋と縫工筋の間、膝蓋骨底の上方4寸にある」。伏兎は上方6寸、承扶は殿溝の中点、風市は中指の先端が目印。