打鍼法で用いる鍼の鍼尖形状はどれか。
正答:4
正答:4
打鍼法は安土桃山時代に御薗意斎が大成したといわれる鍼法で、主に腹証から腹部の治療を行う。押手の示指爪上に中指を重ねた中に鍼をはさみ、鍼の柄の先端を特殊な小槌で数回叩打して刺入する。この打鍼法に用いる鍼は金または銀製で、長さ2寸、全体がスリオロシ形になっている。したがって鍼尖形状はスリオロシ形。
打鍼法という刺鍼方式と、それに用いる鍼の特徴(材質・長さ・鍼尖形状)を結びつけて覚えているかを問う。『打鍼法の鍼=スリオロシ形』を直接想起できるかが核心。
打鍼法は小槌で柄を叩いて刺入する方式で、深刺せず1〜2分程度の浅い刺入にとどめる。教科書は打鍼法の鍼を『金または銀製で、長さ2寸の全体がスリオロシ形』と定義している。スリオロシ形は鍼体の途中から順次細くした形状で、打鍼に用いる鍼全体がこの形をとる。
鍼尖形状の名称(スリオロシ・ノゲ・卵形・松葉・柳葉)は毫鍼の話と共通だが、『どの刺鍼方式にどの鍼尖が結びつくか』を問われる。打鍼法=スリオロシ形という対応を、方式の特徴(小槌で叩打・腹部・浅刺)とセットで記憶する。
打鍼法の鍼は『全体がスリオロシ形』である点が特徴的(鍼尖だけでなく鍼全体)。御薗意斎・腹証・金/銀製・長さ2寸・小槌(叩く部分に鉛・表は皮で被う)という付随知識も同時に問われやすい。撚鍼法(ひねって刺入)・管鍼法(杉山和一・鍼管使用)との方式の違いも整理しておく。
鍼尖形状の選択肢を並べ、刺鍼方式と結びつけさせる形式。毫鍼一般の鍼尖形状の知識と、特定方式(打鍼法)専用の鍼の知識を混同させる。方式名→鍼の特徴(材質・長さ・形状)をひとまとまりで覚えると引っかからない。
打鍼法の知識セットを一括整理:御薗意斎が大成/腹証から腹部治療/柄を小槌で数回叩打/1〜2分の浅刺・深刺禁止/鍼は金または銀製・長さ2寸・全体がスリオロシ形/小槌は鉛入り・皮で被う。あわせて撚鍼法・管鍼法との方式の違いを表で対比する。