問163
古代九鍼のうち三稜鍼のもとになったのはどれか。
この問題の分類段階1 暗記用語・数値・定義を確認する問題
正答:1
正答:1
古代九鍼(『黄帝内経霊枢』九鍼十二原篇に記載された9種の鍼)と現行鍼具の系譜を問う問題。現代の三稜鍼の起源となった古代九鍼を選ぶ。
古代九鍼9種のうち、現代の三稜鍼のもとになったとされる鍼を1つ選ぶ。
教科書には『現在一般に使用されている毫鍼は古代九鍼の毫鍼から、また三稜鍼は鋒鍼より出たとされている』と記載される。鋒鍼は皮膚を破る(瀉血等に用いる)系統の鍼で、現代の三稜鍼(点状刺絡に用いる)に連なる。
『現代の毫鍼←古代九鍼の毫鍼』『現代の三稜鍼←古代九鍼の鋒鍼』の2系譜を取り違えないこと。同名の毫鍼が古代九鍼にも現代鍼にもある点が紛らわしい。三稜鍼=鋒鍼起源、とセットで記憶する。
古代九鍼は鑱鍼・円鍼・鍉鍼・鋒鍼・鈹鍼・員利鍼・毫鍼・長鍼・大鍼の9種(『霊枢』九鍼十二原篇)。鋒鍼は刃をもち皮膚を破る系統で、刺絡・瀉血に連なり現代の三稜鍼に発展したとされる。なお現代の小児鍼・皮内鍼・円皮鍼・鍉鍼などは特殊鍼法として別途扱われる。
起源鍼の取り違え。現行鍼具と古代九鍼の対応(毫鍼←毫鍼、三稜鍼←鋒鍼)のうち、似た系統(皮膚を破る鈹鍼など)を混ぜて誤らせる。教科書記載の対応だけを根拠に選ぶ。
古代九鍼9種の名称を列挙し、現代鍼具との対応(毫鍼←毫鍼、三稜鍼←鋒鍼)を確認。出典は『黄帝内経霊枢』九鍼十二原篇。鋒鍼が皮膚を破る系統である点を押さえる。