問5
疾病予防の段階について、二次予防に分類されるのはどれか。
この問題の分類段階2 理解正答の理由や選択肢の違いを整理する問題
正答:4
正答:4
まだ症状の出ていない人をふるい分けて早く見つける。正答は4。
予防の3段階を、目的で分けられるか。
予防は3つの段階に分けられる。病気になる前に健康を保ち、発生そのものを防ぐのが一次、早く見つけて早く治すのが二次、後遺症を減らし社会へ戻すのが三次である。症状の出ていない集団からふるい分けて病気の疑いのある人を見つける検査は、早期発見にあたるので二次である。したがって記述4が正しい。誤肢の3つはいずれも発生を防ぐ一次にあたる。遺伝の相談、感染の経路を断つこと、発癌の物質への対策は、いずれも病気が起こる前の段階の手立てである。
病気が起こる前か、起こった後かで大きく分け、起こった後を早期発見と後遺症対策に分ける、という2段構えで考えると迷わない。健康診断とふるい分けの検査はいずれも二次である。リハビリテーションと社会復帰の支援は三次にあたる。
精神保健を例にとると、精神障害を早く見つけて早く治すことが二次、リハビリテーションを行って家庭や職業の生活に適応させることが三次、そして健康な人びとに対して精神的な健康の保持と増進を図ることが一次にあたる、と説明される。同じ枠組みが他の分野にも当てはまる。
取り組みを4つ並べ、一次予防を3つ置く。解法は、(1) 3段階の定義を書く、(2) 病気の前か後かを判定、(3) 早期発見のものを選ぶ。
二次予防はスクリーニング検査。遺伝相談・感染経路対策・発がん物質対策はいずれも一次予防。早期発見が二次にあたる。