問6
上水道の水質基準で「検出されないこと」と決められているのはどれか。
この問題の分類段階1 暗記用語・数値・定義を確認する問題
正答:1
正答:1
糞便による汚染の指標なので、検出されてはならない。正答は1。
水質の基準を、値で示すものと不検出とするもので分けられるか。
水道の水質の基準は、健康への影響と生活での使いやすさの観点から項目ごとに定められる。多くは上限の値で示されるが、糞便による汚染の指標となる細菌については、検出されないことと定められている。これが検出されれば、糞便に由来する病原体が混じっている恐れがあることを意味する。したがって記述1が正しい。誤肢の3つは上限の値で定められている。水銀、ヒ素、消毒の過程でできる有機塩素の化合物は、いずれも一定の値以下であることが求められる。
「検出されないこと」と定められているのは、糞便汚染の指標となる細菌についてである。化学物質は、ゼロにできない、あるいはゼロにする必要がないため、健康に影響しない水準を上限として定める。区別の軸は、病原体の指標か化学物質かである。
水による感染では、汚染された河川水、井戸水、水道水を飲むことで、その水を利用する集団に爆発的な流行が起きる。これを水系流行という。上水道の施設がある場合でも、塩素消毒が不完全な場合、下水道の管と誤って接続された場合、水槽が不潔な場合に起こることがある。消毒の過程でできる有機塩素の化合物は、原水中の有機物と塩素が反応してできるため、原水の管理も重要になる。
水質項目を4つ並べ、化学物質を3つ置く。解法は、(1) 病原体の指標か化学物質かを分ける、(2) 指標のものを探す、(3) それを選ぶ。
「検出されないこと」と決められているのは大腸菌。水銀・ヒ素・総トリハロメタンはいずれも上限値で定められる。病原体の指標か化学物質かで分ける。