問33
パーキンソン病の病因に関与するのはどれか。
この問題の分類段階1 暗記用語・数値・定義を確認する問題
正答:4
正答:4
脳の深い場所で作られる伝達物質が減ることで起こる。正答は4。
病気と、その背景にある物質を結びつけられるか。
脳の深い場所にある神経細胞は、動きを調節する伝達物質を作って、その先の部位へ送っている。この細胞が減ると伝達物質が足りなくなり、動きが乏しくなる、筋が硬くなる、震えが出る、姿勢を立て直せなくなるといった症状が現れる。したがって記述4が正しい。誤肢は働く場が違う。副腎皮質から出るホルモン、脳内の別の伝達物質、膵臓から出るホルモンは、いずれもこの病気の病因として挙げられるものではない。
伝達物質とホルモンが混ざって並ぶので、まずどこから出るかで振り分ける。副腎皮質から出るもの、膵臓から出るものを外せば、残るのは脳内の伝達物質2つになり、そこから動きの調節に関わるほうを選ぶ。
治療の中心となる薬は、この不足した物質を外から補うものだが、そのまま注射しても脳へ入る関門を通れない。そこで、関門を通り抜けられるように作られた前段階の物質を用い、脳内で目的の物質へ変える。病気は片側の指の震えなどから始まり、次第に両側や体幹へ広がって、数年の単位でゆっくり進む。日本全国で10万人以上とされる。
物質を4つ並べ、出どころの違うものを混ぜる。解法は、(1) 各物質の出どころを書く、(2) 脳内の伝達物質に絞る、(3) 動きの調節に関わるものを選ぶ。
パーキンソン病の病因に関与するのはドパミン。コルチゾールは副腎皮質、インスリンは膵臓から出るホルモン、セロトニンは別の伝達物質。