問36
肉芽腫性炎はどれか。
この問題の分類段階1 暗記用語・数値・定義を確認する問題
正答:4
正答:4
特異性炎は一種の肉芽腫性炎で、炎症の性格が増殖性で貫かれ、特異的な組織像を示す肉芽腫を形成するものをいう。肉芽腫をつくるものには結核・梅毒・ハンセン病・野兎病・腸チフス・サルコイドーシスが含まれる。本問は肉芽腫性炎を選ぶ。
肉芽腫性炎(特異性炎)にあたる疾患を選ぶ。各選択肢がどの炎症型(漿液性/壊疽性/化膿性/特異性)かを判別する。
教科書によれば、特異性炎(肉芽腫性炎)の代表は結核・梅毒・ハンセン病・野兎病・腸チフス・サルコイドーシス。サルコイドーシスは結核に近似するが中心に壊死巣がなく、類上皮細胞の集合からなる結節病変をつくり、リンパ節や肺が主に侵される。したがって肉芽腫性炎はサルコイドーシス(正答4)。
特異性炎(肉芽腫性炎)=結核・梅毒・ハンセン病・野兎病・腸チフス・サルコイドーシス。漿液性炎(アレルギー性鼻炎)・壊疽性炎(壊疽)・化膿性炎(肝膿瘍=膿瘍)と区別する。
教科書特異性炎:長い慢性経過で特異的組織像の肉芽腫を形成。結核=結核結節(中心乾酪化+類上皮細胞層+ラングハンス巨細胞+周囲リンパ球)、梅毒=ゴム腫(第3期)、ハンセン病=癩腫、サルコイドーシス=中心壊死なし・類上皮細胞集合の結節(リンパ節・肺が主・原因不明)。野兎病・腸チフスも結核に似た結節病変。
炎症型を取り違えさせる。『肉芽腫性炎=特異性炎=結核/梅毒/ハンセン病/サルコイドーシス等』と固定し、漿液性(アレルギー性鼻炎)・壊疽性(壊疽)・化膿性(肝膿瘍)を消去する。
特異性炎(肉芽腫性炎)の代表疾患を言う。サルコイドーシスと結核の肉芽腫の違い(中心壊死の有無)を説明する。アレルギー性鼻炎・壊疽・肝膿瘍がどの炎症型かを判別する。