問38
2019年の我が国におけるがん死亡統計で男性死亡数が最も多いのはどれか。
この問題の分類段階1 暗記用語・数値・定義を確認する問題
正答:1
正答:1
男性のがん死亡で最も多いのは肺。正答は1。
がんの死亡数の順位を、性別ごとに知っているか。
がんによる死亡の数は部位によって大きく違い、男女でも順位が変わる。設問が示す年の統計では、男性の死亡数が最も多いのは肺のがんである。したがって記述1が正しい。誤肢の3つは順位が下になる。大腸のがんは男女を合わせると多いが、男性では肺に次ぐ位置にある。肝臓のがんは肝炎ウイルスへの対策が進んで減ってきており、膵臓のがんは見つかりにくく死亡率は高いものの、死亡数そのものは肺より少ない。
かかる人の数と、亡くなる人の数は順位が違う。かかる人の数では大腸や胃、前立腺が上位に来るが、亡くなる人の数では見つかりにくく治りにくいものが上位に来る。統計は年によって変わるので、設問がどの年を指しているかを確認する。
肺のがんの最大の原因は喫煙で、喫煙率が高かった世代が高齢になるにつれて死亡数が増えてきた。喫煙率が下がれば、しばらく遅れて死亡数も下がると予想される。がんの原因には、物理的なもの、化学的なもの、微生物によるものがあり、部位ごとに主な原因が違う。統計を見るときは、かかる人の数、亡くなる人の数、年齢を調整した率のどれを見ているかを区別する。
部位を4つ並べ、順位を問う。解法は、(1) 設問が死亡数か罹患数かを確認、(2) 性別を確認、(3) 順位を思い出す。
2019年の男性のがん死亡数で最も多いのは肺がん。大腸がんは男女計では多いが男性では肺に次ぐ。罹患数と死亡数の順位の違いに注意する。