問43
医療面接について正しいのはどれか。
この問題の分類段階2 理解正答の理由や選択肢の違いを整理する問題
正答:2
正答:2
医療面接(問診)の基本姿勢を問う問題。何を聞くべきか・どう聞くべきかの原則(家族歴の聴取・誘導の禁止・分かりやすい説明)を押さえれば判別できる。
医療面接について正しい記述を1つ選ぶ。教科書では医療面接で患者像・主訴・現病歴・既往歴・家族歴などを確認し、家族歴も欠かせないとしている。
教科書によると、医療面接で確認する内容には家族歴が含まれ『家族歴も確認しておくことが欠かせない』とされる。家族歴は同居・別居を問わず、血縁者(祖父母・両親・同胞・配偶者・子供など)の健康状態・罹患疾患・死因を聴取する。別居していても家族の健康状態は家族歴として聴取対象になる。
医療面接の3つの落とし穴(誘導の禁止・医学用語の回避・家族歴の聴取)を整理する。『別居している家族』という限定で家族歴の対象外と誤読しやすいが、家族歴は血縁者の健康状態が対象で別居は関係しない。
教科書では医療面接で確認する内容を、①患者像②主訴③現病歴④既往歴⑤家族歴⑥…とし、最も重要なのは主訴・現病歴だが、既往歴・家族歴も欠かせないとする。注意事項として、温かみある態度・系統立てた質問・要点整理・誘導の禁止(客観性)・患者以外からの情報は不正確なこともある点・守秘義務(プライバシー保護)が挙げられている。
もっともらしい面接技法を4つ並べ、原則に反するもの(誘導・専門用語・家族歴を聞かない)を混ぜる。家族歴の選択肢に『別居』という限定をつけて対象外と誤認させる。
医療面接=患者像・主訴・現病歴・既往歴・家族歴を確認。家族歴は別居問わず血縁者の健康状態を聴取(欠かせない)。特定疾患への誘導は禁止(客観性)。患者は医学知識に乏しいので専門用語は避ける。守秘義務を守る。