熱型と感染症の組合せで正しいのはどれか。
正答:2
正答:2
発熱状態での体温の変化を経過によってグラフに表したものを熱型といい、疾患によっては特徴的な熱型を示す。教科書は、稽留熱=腸チフス・肺炎・髄膜炎、弛張熱=敗血症・肝膿瘍・膠原病、間欠熱=弛張熱と同様の疾患、波状熱=ホジキンリンパ腫、周期熱=マラリアと整理する。本問は熱型と疾患の正しい組合せを選ぶ。
熱型(稽留熱・弛張熱・間欠熱・波状熱)と疾患の正しい対応を選ぶ。各熱型の代表疾患を教科書の定義に当てはめられるかが鍵。
熱型と代表疾患の組合せを、表示されている選択肢どおりに照合する。稽留熱―マラリアは一致せず、マラリアでは発熱発作が周期的に反復する。弛張熱―敗血症は試験上の代表的な対応であり、公式公表解答の選択肢2を維持する。第3選択肢は周期熱―ホジキンリンパ腫であるが、ホジキンリンパ腫で知られるPel–Ebstein熱は発熱期と無熱期が交代する波状の経過であり、この組合せは一致しない。第4選択肢は波状熱―髄膜炎であるが、試験上、髄膜炎は稽留熱との対応で整理されるため一致しない。
熱型の代表疾患:稽留熱=腸チフス・肺炎・髄膜炎、弛張熱=敗血症・肝膿瘍・膠原病、間欠熱=弛張熱と同様、波状熱=ホジキンリンパ腫、周期熱=マラリア。マラリア=周期熱(稽留熱ではない)が定番のひっかけ。
教科書熱型:①稽留熱=体温が持続的に高く日内変動1℃以内(腸チフス・肺炎・髄膜炎)②弛張熱=持続的に高く日内変動1℃以上・平熱まで下がらない(敗血症・肝膿瘍・膠原病)③間欠熱=日内変動1℃以上だが低いとき正常まで下がる(弛張熱と同様の疾患)④波状熱=発熱期と無熱期が不規則(ホジキンリンパ腫)⑤周期熱=高熱期と無熱期が周期的(マラリア=三日熱・四日熱)。体温急上昇時の悪寒戦慄は5〜15分続く。
表示された組合せではなく、似た熱型名や選択肢にない疾患へ説明対象を置き換えると、誤肢理由が設問と対応しなくなる。第3・第4選択肢の実文言を固定して照合する。
5つの熱型(稽留・弛張・間欠・波状・周期)と代表疾患を言う。弛張熱と稽留熱の違い(日内変動1℃以上か以内か)を説明する。マラリアが周期熱、ホジキンが波状熱である点を確認する。