問48
心身症に含まれる疾患はどれか。
この問題の分類段階1 暗記用語・数値・定義を確認する問題
正答:4
正答:4
体の病気だが、心理的な要因が発症や経過に関わるもの。正答は4。
心身症と精神疾患の境目を判断できるか。
心身症とは、体に実際の変化がある病気のうち、その発症や経過に心理や社会の要因が深く関わっているものを指す。腸の働きが乱れて腹痛と便通の異常が続く病気は、ストレスで悪化することが知られており、この代表にあたる。したがって記述4が正しい。誤肢の3つは精神の病気そのものであり、心身症には含まれない。気分が落ち込む病気、思考や知覚が乱れる病気、突然の強い不安の発作が起こる病気は、いずれも精神科の疾患である。
どれも心が関わるという点では共通するので、体に実際の変化があるかどうかで分ける。心身症は体の病気で、心が関わる。精神疾患は心の病気で、体の症状を伴うことがある。この向きの違いを押さえる。
心身症として挙げられるものには、腸の働きの乱れのほか、胃や十二指腸の潰瘍、気管支喘息、緊張型の頭痛、円形の脱毛、過換気の発作などがある。いずれもストレスで悪化し、心理的な支えが治療の一部になる。施術の場でも、症状の背景に生活の負担があるかを聞き取ることで、繰り返す症状の理由が見えることがある。
疾患を4つ並べ、精神疾患を3つ置く。解法は、(1) 体に実際の変化があるかを判定、(2) 心理社会的要因が関わるかを確認、(3) 両方を満たすものを選ぶ。
心身症に含まれるのは過敏性腸症候群。うつ病・統合失調症・パニック障害はいずれも精神疾患。体の病気に心が関わるのが心身症。