成人の気管支喘息について正しいのはどれか。
正答:4
正答:4
気管支喘息は気道の慢性炎症により閉塞性障害(1秒率低下)をきたす疾患で、発作は夜間・早朝に悪化しやすい。血液検査ではアトピー型で好酸球増多・IgE高値を認める。長期管理の中心はステロイド吸入薬である。
成人気管支喘息の換気障害の型・発作の日内変動・血液検査所見・治療の中心を問う。前問(第25回)と同じく『治療=ステロイド吸入』が正答だが、誤答肢が『拘束性』『好塩基球』に差し替えられている。
喘息の気道炎症は好酸球・リンパ球が主体で、結果として気道狭窄=閉塞性障害(1秒率低下)をきたす。アトピー型ではIgEを介したアレルギー機序で好酸球増多・IgE高値を認める。長期管理は気道炎症を抑えるステロイド吸入薬が中心となる。
喘息で増えるのは『好酸球』であって『好塩基球』ではない。喘息の換気障害は『閉塞性』(1秒率低下)であって拘束性ではない。発作は夜間・早朝(昼間ではない)。3つとも前問と同じ論点だが誤答の差し替え(拘束性・好塩基球)に注意。
教科書によれば、診断には気道可逆性試験(気管支拡張薬吸入前後で1秒量改善200mL以上かつ改善率12%以上で気道可逆性あり)、気道過敏性試験、喀痰好酸球・呼気中一酸化窒素濃度(FeNO 37ppb以上で好酸球性喘息)などが用いられる。長期管理薬の中心はステロイド吸入で、長時間作用性β刺激薬の併用で相乗効果。
『拘束性』(実際は閉塞性)、『昼間』(実際は夜間・早朝)、『好塩基球』(実際は好酸球)と細胞名・障害型・時間帯を1語ずつ入れ替えた誤答を並べ、治療の中心=ステロイド吸入を選ばせる定番構成。
気管支喘息の換気障害(閉塞性=1秒率低下)、血液所見(好酸球増多・IgE高値)、発作の日内変動(夜間・早朝)、治療(ステロイド吸入が中心)を確認。前問と論点は同じだが誤答肢の差し替え(拘束性・好塩基球)に対応できるよう、正しいキーワードを一語ずつ固める。