問69
疾患と症状の組合せで正しいのはどれか。
この問題の分類段階1 暗記用語・数値・定義を確認する問題
正答:4
正答:4
肝硬変では代償期から女性化乳房を認めるため『肝硬変 ── 女性化乳房』が正しい組合せである。過敏性腸症候群は血便を認めず、急性胆嚢炎は右季肋部痛、慢性膵炎は脂肪下痢が主体で、いずれも組合せが誤り。
消化器系疾患(過敏性腸症候群・胆嚢炎・慢性膵炎・肝硬変)と代表的な症状の正しい対応を問う。
教科書では肝硬変の代償期に『クモ状血管拡張、手掌紅斑、女性化乳房を認める』と記載される。これにより肝硬変と女性化乳房の組合せが正しいと判断できる。
急性胆嚢炎の痛みは『右』季肋部(左ではない)。過敏性腸症候群は機能性で血便なし。慢性膵炎は便秘でなく脂肪下痢。肝硬変の女性化乳房・クモ状血管拡張・手掌紅斑は代償期からの所見である点を整理する。
教科書では過敏性腸症候群は心理社会的要因が関与し、便秘型・下痢型・交代性があり左下腹部痛を伴うが血便はない。胆石発作は心窩部〜右季肋部の強い痛みで右肩へ放散。慢性膵炎は外分泌障害による脂肪下痢と二次性糖尿病をきたす。肝硬変の代償期所見はクモ状血管拡張・手掌紅斑・女性化乳房。
疾患と症状の組合せで、痛みの部位(右↔左)や有無(血便なし)をすり替えて誤りを作る型。各疾患の代表症状を一対一で確認する。
肝硬変代償期は女性化乳房・クモ状血管拡張・手掌紅斑。胆石・胆嚢炎は心窩部〜右季肋部痛・右肩放散。過敏性腸症候群は機能性で左下腹部痛・血便なし。慢性膵炎は上腹部痛・背部痛と脂肪下痢・二次性糖尿病。組合せ問題は部位と症状の有無を一つずつ照合する。