肩関節の回旋運動について正しいのはどれか。
正答:3
正答:3
肩関節の回旋(内旋・外旋)に働く筋を問う問題。教科書は外旋筋と内旋筋をそれぞれ列挙しており、各選択肢の筋がどちらに働くかを照合する。回旋筋腱板(棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋)の作用方向の理解が問われる。
各筋(大胸筋・小円筋・肩甲下筋・棘下筋)が肩関節の内旋・外旋のどちらに働くかを正しく対応させる問題。
教科書は肩関節の外旋筋を『棘下筋、小円筋、三角筋後部線維』、内旋筋を『肩甲下筋、広背筋、大胸筋、大円筋、三角筋(前部線維)』と明記している。したがって肩甲下筋は内旋に働く(正答)。大胸筋は内旋(外旋ではない)、小円筋は外旋(内旋ではない)、棘下筋は外旋(内旋ではない)。
回旋筋腱板の4筋(棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋)のうち、外旋=棘下筋・小円筋、内旋=肩甲下筋、と分けて覚える必要がある(棘上筋は主に外転)。腱板を構成する筋という共通点に引きずられて作用方向を混同しやすい。
教科書は回旋筋腱板を棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋の4筋とし、上腕骨頭を関節窩に引きつけて求心位を保つ(骨頭の支点形成)役割を強調する。回旋の作用方向では外旋筋(棘下筋・小円筋・三角筋後部)は力が弱く、内旋筋(肩甲下筋・広背筋・大胸筋・大円筋など内転を伴う大きな筋)が強い。内旋筋と外旋筋の作業能の比は2:1で内旋筋が強い、と明記されている。
『腱板の筋=みな同じ働き』と誤って一括りにすると間違える。外旋(棘下筋・小円筋)と内旋(肩甲下筋)を分けて暗記する。大胸筋・広背筋・大円筋などの大きな筋が内旋側、という点も押さえる。
肩関節の回旋筋を内旋・外旋に分けて整理する。外旋=棘下筋・小円筋・三角筋後部線維(力は弱い)。内旋=肩甲下筋・広背筋・大胸筋・大円筋・三角筋前部(内転を伴う大きな筋が多く強い)。回旋筋腱板4筋のうち外旋は棘下筋・小円筋、内旋は肩甲下筋、外転は棘上筋、と腱板内での役割分担も合わせて覚える。