三焦を通って臓腑の気になるのはどれか。
正答:4
正答:4
原気は先天の精から化生し、臍下丹田に集まって三焦を通り全身に分布して、各臓腑の気となり生理活動を始動させる。正答は4。
気の4分類を「どこを通るか」で区別できるか。原気=三焦、営気=脈中、衛気=脈外、宗気=胸中に集まる。
原気(元気)は先天の精が化生した最も根本的な気で、臍下丹田に集まり、三焦を通路として全身に分布する。各臓腑に至ってその臓腑の気となる。成長と発育を後押しし、臓腑がはたらき始めるきっかけをつくる、生命活動の原動力である。経穴の理論でも、原穴は原気が多く集まるところとされ、原気が三焦を通って四肢の原穴に現れると考える。他の3つの通り道は、宗気は胸中(膻中)にたまって呼吸と血行を担い、営気が脈中を血とともにめぐって全身を栄養し、衛気が脈外を行き外は皮膚肌肉から内は臓腑まで分布して体表を温め防御する。
三焦は津液の通路としても出るので、「三焦=水」とだけ覚えていると原気と結びつかない。三焦は気(原気)と津液の両方の通路と押さえる。営気と衛気の脈中・脈外の対、宗気の胸中も合わせて、4つの気を「通る場所」で並べると混同しない。
三焦の働きは、①諸気を主宰し気の昇降出入の通路となる、②水道を通調し津液の通路となる、③原気を各臓腑へ運ぶ、④上中下焦として臓腑を区分する。原気は臍下丹田(関元・気海の深部)に集まるとされ、気海・関元は補気の要穴として用いられる。原穴は臓腑の原気がとどまるところで、臓腑の病証の治療に用いられる。
気の4分類を並べ、通り道だけで選ばせる基本形。解法は、(1) 三焦を通る気=原気、(2) 宗気=胸中、営気=脈中、衛気=脈外で検算。
原気(元気)は先天の精が化生した根本の気で、臍下丹田に集まり三焦を通路として全身に分布し、各臓腑の気となって生理活動を始動させる。宗気は胸中に集まり呼吸・発声・血行を推動、営気は脈中をめぐって栄養し、衛気は脈外をめぐって温め守る。4つの気を「通る場所」で並べると区別しやすい。三焦は気と津液の両方の通路。