2寸5番鍼を使用し、皮膚面に対し直刺で鍼体長の半分まで刺入したときの深度はどれか。
正答:3
正答:3
「2寸5番鍼」とは、鍼体長が2寸、太さが5番(24号・0.24mm)の毫鍼を指す。教科書の鍼体長の対応では2寸=60mmである。皮膚面に対し直刺(垂直)で鍼体長の半分まで刺入するので、刺入深度は60mm÷2=30mmとなる。
『2寸=60mm』という鍼体長の換算を覚えているか、さらに『鍼体長の半分』という条件を正しく計算に反映できるかを問う複合問題。太さ(5番)はダミー情報で、深度計算には鍼体長(2寸)だけを使う。
直刺(皮膚面に垂直)に刺すと、刺入した鍼体の長さがそのまま組織内の深度になる。鍼体長2寸=60mmの半分まで刺入=60mm×1/2=30mm。直刺では斜刺・横刺のような角度補正が不要なため、鍼体長×刺入割合で深度が直接求まる。
「2寸5番鍼」の『5』を鍼長(2寸5分)と読むか太さ(5番)と読むかで混乱しやすい。ここでは『2寸(鍼長)+5番(太さ)』であり、深度計算に使うのは鍼長2寸=60mmのみ。太さは計算に無関係。
鍼体長の対応(教科書例):1寸=30mm、1寸3分=40mm、1寸6分=50mm、2寸=60mm、3寸=90mm。直刺では深度=鍼体長×刺入割合。もし斜刺・横刺なら角度に応じて到達深度は浅くなるが、本問は直刺なので単純割合で計算できる点が解法の鍵。
鍼の太さ(番手)と鍼長(寸)を1つの呼称にまとめた表記で、計算に使う量を取り違えさせる引っかけ。『◯寸=◯mm』の換算表を確実にし、問われている量(深度=鍼長の関数)を切り分ける。
鍼長換算表を暗記:1寸30mm/1寸3分40mm/1寸6分50mm/2寸60mm/3寸90mm。深度計算は『直刺=鍼長×刺入割合』。番手(太さ)は深度に無関係であることを明確に区別する。類題で『1寸6分鍼の2/3まで直刺』なら50×2/3≒33mmと自分で計算してみる。