問163
機械刺激と温熱刺激を同時に与える特殊鍼法はどれか。
この問題の分類段階1 暗記用語・数値・定義を確認する問題
正答:2
正答:2
第23回問題144とほぼ同一趣旨で、機械刺激と温熱刺激を同時に与える特殊鍼法を問う。灸頭鍼法の定義が直接の解答。
鍼の機械刺激と灸の温熱刺激を同時に与える特殊鍼法を選べるかを問う。
灸頭鍼法は『置鍼した鍼の鍼柄にモグサを球状に付け点火することで、鍼の機械刺激と灸の温熱刺激を同時に生体に与えようとするもの』と教科書に明記され、機械+温熱の同時付与に該当する。小児鍼法は皮膚への軽微な機械刺激、皮内鍼法は皮内水平留置による持続的機械刺激、鍼通電療法は低周波の電気刺激で、いずれも温熱を同時には与えない。
前問同様、刺激の種類(機械/温熱/電気)の区別が全て。選択肢の順序が入れ替わっても『機械+温熱の同時=灸頭鍼』で即答できる。
灸頭鍼は鍼の機械刺激と灸の温熱刺激を併用する点が最大の特徴。温熱を強める場合はモグサを数回取り替え、落下防止に鍼柄キャップ+専用スプーンを用いる。使用鍼は50mm・20号鍼以上のステンレス製単回使用毫鍼でカシメ式。適応は肩こり・腰痛・下痢・下肢冷えなど。低周波鍼通電や皮内鍼との『刺激モダリティの違い』を対比しておくと類題に強い。
同一論点(機械+温熱の同時付与)を選択肢の順序や言い回しを変えて反復出題する定番パターン。刺激モダリティで整理しておけば回次が変わっても確実に取れる。
灸頭鍼は『鍼=機械刺激』+『艾=温熱刺激』を同時に与える唯一の選択肢。特殊鍼法を刺激モダリティ(機械・温熱・電気)で分類し、小児鍼/皮内鍼=機械、低周波鍼通電=電気、灸頭鍼=機械+温熱と即座に言えるようにする。あわせて灸頭鍼の使用鍼(50mm・20号以上・ステンレス・カシメ式)と適応を確認すれば、定義以外の角度で問われても対応できる。