問165
主にC線維終末にある皮膚の受容器はどれか。
この問題の分類段階1 暗記用語・数値・定義を確認する問題
正答:4
正答:4
皮膚の受容器と、それを支配する神経線維(C線維かAβ線維か)の対応を問う。皮膚でC線維終末に存在するのはポリモーダル受容器。
皮膚で無髄C線維の終末に位置する受容器を選ぶ。触圧系の機械受容器(Aβ)との区別が要点。
皮膚の機械受容器(パチニ小体・マイスナー小体・メルケル盤・ルフィニ終末)の興奮は、いずれも径が太く伝導速度の速い有髄Aβ線維(Ⅱ群線維)で伝えられる。一方、ポリモーダル受容器の興奮は主として径が細く伝導速度の遅い無髄C線維(Ⅳ群線維)で伝えられる。皮膚のポリモーダル受容器は表皮近くに存在する。
侵害受容器が2種ある点に注意。高閾値機械(熱)受容器=Aδ(Ⅲ群)、ポリモーダル受容器=C(Ⅳ群)。両方とも自由神経終末だが支配線維が異なる。
皮膚のポリモーダル受容器は無髄C線維に存在するが、深部組織(筋・筋膜・骨膜)のポリモーダル受容器は無髄C線維に加え有髄Aδ線維にも存在するとされる。本問は『皮膚の』と限定しているためC線維で確定する。
侵害受容器2種の線維対応(高閾値機械=Aδ/ポリモーダル=C)を覚えていれば即答できる。機械受容器(パチニ・マイスナー等)はすべてAβと押さえる。
侵害受容器2種(高閾値機械受容器=Aδ/ポリモーダル受容器=C)と、触圧系機械受容器(すべてAβ)の支配線維を整理する。皮膚と深部でポリモーダル受容器の支配線維が一部異なる点も確認。