問166
痛みの識別に関与する中枢内伝導路はどれか。
この問題の分類段階1 暗記用語・数値・定義を確認する問題
正答:2
正答:2
痛覚伝導路のうち痛みの識別(局在・強度など感覚的側面)に関与する経路を問う。新脊髄視床路が識別に関与する点が核心。
痛みの識別(局在・強度など)に関与する中枢内伝導路を選ぶ。
教科書では外側脊髄視床路(新脊髄視床路)は大脳皮質の体性感覚野へ送られ、体性感覚野が痛みの局在性・強度・質を判別することから、判別性の高い鋭い痛み(痛みの感覚的側面)を伝える経路とされる。よって痛みの識別に関与するのは新脊髄視床路。
前問(情動)と本問(識別)は対の関係。識別=新脊髄視床路(体性感覚野)、情動=脊髄網様体路・旧脊髄視床路(大脳辺縁系)と対で固定する。
体性感覚野は痛みの局在性・強度・質を判別する。新脊髄視床路はこの体性感覚野へ投射するため『識別=感覚的側面』を担う。情動を担う脊髄網様体路・旧脊髄視床路と機能的に分業している。
識別と情動を入れ替えて問う。キーワード『識別=体性感覚野=新脊髄視床路』を即座に結び付ける。
教科書の痛覚伝導路を『識別(新脊髄視床路・体性感覚野)』と『情動(旧脊髄視床路・脊髄網様体路・大脳辺縁系)』に二分して整理する。