問171
艾の製造工程で艾葉から毛茸を剝離するのに用いるのはどれか。
この問題の分類段階1 暗記用語・数値・定義を確認する問題
正答:2
正答:2
乾かした葉をひいて、葉の裏の白い毛を外す道具。正答は2。
製造の工程を順に並べ、各工程の道具を対応づけられるか。
艾は、ヨモギの葉を乾かし、含まれる水分を減らしたうえで作る。まず石臼でひいて、葉の裏側にある白い毛を葉の組織から外す。次にふるいにかけて粗い夾雑物を落とし、さらに風の力で細かな夾雑物を選り分ける。したがって、毛を外す工程で用いるのは記述2である。誤肢は工程が違う。刻む道具は下ごしらえ、ふるいは粗い夾雑物を落とす工程、風力で選り分ける機具は最後の仕上げにあたる。
道具の名前と工程の順序を別々に覚えると取り違える。乾かす→ひく→ふるう→風で分ける、という順で並べ、その順に道具を当てはめると迷わない。ふるいと風力の機具はどちらも夾雑物を除く工程だが、粗いものと細かいもので担当が分かれる。
艾のもとになるのは、葉の裏にある白い毛と腺毛である。毛はキク科の植物の葉や茎に密生する白い毛で、ヨモギのものはT字形をしたものが多い。腺毛には揮発性の精油が含まれ、その主成分が燃焼のときの香りのもとになる。精製の度合いが高いほど、この毛の割合が高く、夾雑物が少なくなる。
道具を4つ並べ、工程で選ばせる。解法は、(1) 工程を順に書く、(2) 各道具の役割を当てる、(3) 設問の工程に対応するものを選ぶ。
毛茸を剝離するのに用いるのは石臼。けんどんは篩、唐箕は風力で細かな夾雑物を除く仕上げの機具。工程の順に道具を並べると決まる。