問7
施術者の手指消毒に適切なのはどれか。
この問題の分類段階1 暗記用語・数値・定義を確認する問題
正答:3
正答:3
70%のエタノールが手指の消毒に用いられる。正答は3。
消毒の手段を、手指に使えるかどうかで分けられるか。
手指の消毒には、殺菌の力があり、皮膚への刺激が少なく、すぐ乾いて作業を妨げないものが適する。所定の濃度のエタノールはこの条件を満たし、擦り込む方式で広く用いられる。したがって記述3が正しい。誤肢は3つとも手指には使えない。光を当てる方法は表面にしか届かず皮膚に照射するものではなく、酸化剤は創の洗浄に用いるもので手指の消毒の主役ではなく、ガスによる滅菌は器材を対象とするもので人体には使えない。
滅菌と消毒を混同しない。滅菌はすべての微生物を死滅させることで、器材が対象になる。消毒は病原体を害のない程度まで減らすことで、人体にも使える。ガスによる滅菌は器材専用であり、手指には決して用いない。
アルコールにアレルギーがある場合は、殺菌の力は弱いが刺激の少ない薬を用いる。手指の衛生には、擦り込む方式のほか、洗浄剤を含む薬をよく泡立てて流水で洗い流す方式がある。医療機器の滅菌には、高圧の蒸気、酸化エチレンのガス、放射線が用いられ、鍼の滅菌はこの3つである。
消毒・滅菌の手段を4つ並べ、器材用を混ぜる。解法は、(1) 滅菌と消毒を分ける、(2) 人体に使えるかを判定、(3) 手指に使えるものを選ぶ。
手指消毒に適切なのは70%エタノール。紫外線は表面のみ、オキシドールは創の洗浄、エチレンオキサイドガスは器材の滅菌用。