核酸について正しいのはどれか。
正答:3
正答:3
DNAの並びを写し取って、蛋白質を組み立てるのに使われるのがRNA。正答は3。
DNAとRNAを、含まれるもの・塩基の数・役割・まとまり方で言い分けられるか。
核酸は、糖とリン酸と塩基がつながった長い鎖である。DNAは4種類の塩基が並んだ2本鎖で、遺伝の情報そのものを保つ。RNAはこの並びを写し取り、その情報をもとに蛋白質が組み立てられる。したがって蛋白質を作るのにRNAが要る。誤肢は3つとも取り違えである。核酸に含まれるのは糖・リン酸・塩基で、アミノ酸は含まれない。アミノ酸は蛋白質の材料であって、核酸の材料ではない。DNAの塩基は4種類で、3種類ではない。染色体は、DNAが蛋白質に巻き取られてまとまったもので、RNAが集まってできるのではない。
核酸と蛋白質の材料を取り違えるのがこの設問の入り口。核酸の材料は糖・リン酸・塩基、蛋白質の材料はアミノ酸、と分けておく。塩基の種類は4という数字も、3つで1つのアミノ酸を指定するという別の3と混ざりやすいので、2つの数を分けて持つ。
RNAには役割の違う種類があり、DNAから情報を写し取るもの、アミノ酸を運んでくるもの、組み立ての場そのものを作るものがある。写し取られた情報は3つの塩基の並びごとに1つのアミノ酸を指定し、順につないで蛋白質ができる。作られた蛋白質は粗面小胞体で形を整えられ、ゴルジ装置で仕上げられて送り出される。
核酸について4つ並べ、材料・数字・まとまり方を入れ替える。解法は、(1) 核酸と蛋白質の材料を分ける、(2) 塩基の種類の数を確認、(3) 染色体が何からできているかを確認する。
RNAは蛋白質合成に必要。DNAにアミノ酸は含まれず、塩基は3種類ではなく4種類、染色体をつくるのはRNAではなくDNA。核酸と蛋白質の材料を分けるのが入り口。