問39
成人に対する一次救命処置において、1分間あたりの胸骨圧迫の回数で適切なのはどれか。
この問題の分類段階1 暗記用語・数値・定義を確認する問題
正答:3
正答:3
1分間に100〜120回のテンポで、絶え間なく押す。正答は3。
一次救命処置の手順を、数値まで含めて言えるか。
反応が無く、ふだんどおりの呼吸が無いか判断に迷うときは、直ちに胸骨圧迫を始める。押す深さは約5cm、テンポは1分間に100〜120回、中断を最小にして絶え間なく続ける。したがって記述3が正しい。誤肢は3つとも速さが合わない。遅すぎれば血液を送り出せず、速すぎれば十分に胸が戻らないため、この範囲に収める。
数値は覚えるしかないが、深さ約5cm、テンポ100〜120回、中断を最小に、という3点セットで押さえる。小児では胸の厚さの約3分の1の深さとされる。人工呼吸の技術と意思があれば、圧迫30回と人工呼吸2回を組み合わせる。
手順は、安全の確認、反応の確認、大声で応援を呼び119番通報と自動体外式除細動器の依頼、呼吸の確認、胸骨圧迫の開始、装置の装着と心電図の解析、電気ショックの要否の判断、という流れになる。ショックの後も直ちに圧迫から再開する。救急隊に引き継ぐまで、または傷病者にふだんどおりの呼吸や目的のあるしぐさが認められるまで続ける。施術所でも起こりうる場面なので、手順を身につけておく。
回数の範囲を4つ並べる。解法は、(1) 3点セット(深さ・テンポ・中断最小)を思い出す、(2) テンポの範囲を当てる、(3) 該当するものを選ぶ。
1分間あたりの胸骨圧迫は100〜120回。深さは約5cm、中断を最小にして絶え間なく続ける。小児は胸の厚さの約1/3。