問40
2型糖尿病患者の食事療法において、1日あたりの適正なエネルギー摂取量の算出に必要なのはどれか。
この問題の分類段階1 暗記用語・数値・定義を確認する問題
正答:3
正答:3
目指す体重に、身体活動の量に応じた係数をかけて出す。正答は3。
食事療法で1日のエネルギーを決めるときの基準を言えるか。
糖尿病の食事療法では、1日に摂るエネルギーの量を、その人が目指す体重に、身体活動の量に応じた1kgあたりのエネルギーをかけて算出する。目指す体重は、身長から求めた標準的な体重をもとに、年齢や状態を加味して決める。したがって記述3が正しい。誤肢の3つは算出に用いない。体温、腹囲、体表面積はいずれも別の目的に用いる指標で、1日のエネルギーの計算式には入らない。
いま何kgあるかではなく、目指す体重を使う点が要点である。現在の体重を基準にすると、太っている人に多すぎるエネルギーを与えてしまう。腹囲は内臓脂肪の指標として別に測るが、エネルギーの計算には入らない。
身体活動の量は、軽い、普通、重いの3段階ほどに分け、1kgあたり25〜35kcal程度の幅で係数を選ぶ。高齢者では、痩せすぎを避けるためにやや多めに設定することもある。食事療法の目的は血糖の管理だけでなく、体重の適正化と合併症の予防にある。施術の場でも、食事の内容と量を大きく変えた直後は低血糖に注意する。
指標を4つ並べ、別の目的のものを3つ置く。解法は、(1) 計算式を思い出す、(2) 式に入る量を探す、(3) それを選ぶ。
エネルギー摂取量の算出に必要なのは目標体重。体温・腹囲・体表面積は用いない。現在の体重ではなく目標体重を使う点が要点。