問41
大動脈弁の音がよく聴取されるのはどれか。
この問題の分類段階1 暗記用語・数値・定義を確認する問題
正答:1
正答:1
大動脈弁の音は胸骨の右側、第2肋間でよく聞こえる。正答は1。
4つの弁の音がよく聞こえる場所を、胸の位置で言えるか。
心臓の弁の音は、その弁が実際にある場所ではなく、音が伝わりやすい場所でよく聞こえる。大動脈弁の音は胸骨の右側の第2肋間、肺動脈弁の音は胸骨の左側の第2肋間、三尖弁の音は胸骨の左側の下部、僧帽弁の音は心尖のあたりでよく聞こえる。したがって記述1が正しい。誤肢は別の弁の領域である。左の第2肋間は肺動脈弁、左の第3肋間はその下の位置、左の第4肋間は三尖弁の領域にあたる。
左右を取り違えるのが最も多い。大動脈は体の左側を下りる血管なのに、音は右で聞こえる、という点が直感に反する。血液が出ていく向きに音が伝わるためで、大動脈弁から出た血液は右上へ向かうと覚えると納得しやすい。
心臓の診察では、心尖の拍動の位置、心臓の濁音の範囲、正常な心音、心音の異常、心雑音を順に見る。正常な心音は2つあり、1つ目は房室の弁が閉じる音、2つ目は動脈の弁が閉じる音である。雑音がどの時期に聞こえるか、どの部位で最も強いかによって、どの弁の異常かを推し量る。
部位を4つ並べ、左右と肋間を入れ替える。解法は、(1) 4つの弁の領域を書き出す、(2) 左右を確認、(3) 該当する部位を選ぶ。
大動脈弁の音は第2肋間胸骨右縁でよく聴取される。第2肋間胸骨左縁は肺動脈弁、第4肋間胸骨左縁は三尖弁の領域。左右の取り違えに注意。