問46
成人で1日の尿量が100mL以下の状態を示すのはどれか。
この問題の分類段階1 暗記用語・数値・定義を確認する問題
正答:4
正答:4
1日の尿がほとんど出ない状態。正答は4。
尿量と排尿の異常を、量と出せるかどうかで分けられるか。
尿の異常は、作られる量の問題と、出せるかどうかの問題に分かれる。作られる量が減った状態のうち、1日400mLを下回るものと、さらに減って100mLを下回るものが区別される。後者がこの設問にあたる。したがって記述4が正しい。誤肢は意味が違う。膀胱に尿はたまっているのに出せない状態、1回ごとの量が少ない状態、量が減ってはいるが100mLよりは多い状態である。
作られていないのか、出せないのかで大きく分ける。腎臓が働かなくなれば作られず、前立腺が大きくなって尿道が狭くなれば出せない。対処がまったく違うので、この区別が実務でも要点になる。数値は400mLと100mLの2つを覚える。
作られる量が減る原因は、腎臓へ届く血液が減るもの、腎臓そのものが傷むもの、尿の通り道がふさがれるものの3つに分けられる。脱水や大量の出血では血液が減り、腎臓の炎症や薬の障害では腎臓そのものが傷み、結石や腫瘍では通り道がふさがれる。急に尿が出なくなったときは、命に関わる状態が背景にあるので医療機関へつなぐ。
尿の異常を4つ並べ、量と排出を混ぜる。解法は、(1) 作られる量か出せるかで分ける、(2) 数値の区分を確認、(3) 該当する語を選ぶ。
1日の尿量が100mL以下は無尿。乏尿は400mL以下、尿閉は出せない状態、稀尿は1回量が少ない状態。作られる量か出せるかで分ける。