問47
股関節の屈曲拘縮を確認する徒手検査法はどれか。
この問題の分類段階1 暗記用語・数値・定義を確認する問題
正答:1
正答:1
反対側の膝を胸に引き寄せて腰の反りを消すと、拘縮のある側の腿が浮く。正答は1。
検査の手技と、それが確かめる拘縮を対応づけられるか。
股関節が曲がったまま固まっていても、仰向けでは腰の反りが強まって隠れてしまう。そこで、患者に片方の膝を胸につけるように抱えさせると、腰の反りが消える。この姿勢で、拘縮のある側の腿が寝台から浮けば陽性と判定する。したがって記述1が正しい。誤肢は確かめる対象が違う。坐骨神経の痛みを見るもの、股関節を曲げ外へ開き外へ回して行うもの、膝を曲げてねじり半月板を見るものである。
仰向けのままでは拘縮が隠れる、という点がこの検査の核心である。腰の下に手を入れると寝台との間に隙間があり、反対側の膝を抱えると手に圧がかかって反りが消える。この段取りを理解していれば、名前を忘れても手技から選べる。
股関節が曲がったまま固まると、立ったときに腰の反りが強まり、腰痛の原因になる。長く座る生活や、股関節の病気の後に生じる。腰の検査には、脚を伸ばしたまま挙げるもの、そこから足首を反らせるもの、膝を曲げて内へ回すもの、殿部の圧痛を見るもの、腹ばいで膝を曲げるものがあり、それぞれ見る対象が違う。
検査名を4つ並べ、対象で選ばせる。解法は、(1) 各検査の手技を書く、(2) 腰の反りを消す操作を探す、(3) それを選ぶ。
股関節の屈曲拘縮を確認するのはトーマステスト。腰椎の前彎を除いて拘縮を明らかにする。パトリックは4の字、ボンネットは坐骨神経痛、マクマレーは半月板。