問48
疾患と症状の組合せで正しいのはどれか。
この問題の分類段階1 暗記用語・数値・定義を確認する問題
正答:2
正答:2
鉄が足りない貧血では、爪がスプーンのように反り返る。正答は2。
貧血の種類ごとに特徴的な症状を対応づけられるか。
本問の公式正答は、鉄欠乏性貧血とスプーン状爪の組合せである。貧血には蒼白、息切れ、倦怠感、動悸などの共通症状に加え、原因ごとに特徴的な所見がある。ただし、特徴的な所見はその疾患だけに出る所見とは限らない。巨赤芽球性貧血でも無効造血や赤血球の破壊に伴って黄疸がみられることがあるため、黄疸を溶血性貧血だけに限定しない。
代表的な疾患と所見の組合せを暗記しても、別の疾患でその所見が出ないとは限らない。本問の公式採点と、巨赤芽球性貧血でも黄疸を生じ得るという医学的な事実を分けて確認する。
貧血は、赤血球の作られ方が足りないもの、成熟が妨げられるもの、壊れる速さが増すもの、失われるもの、体内の分布が偏るものに分けて整理される。診断は末梢の血液検査で行い、原因を明らかにするために血液の生化学、免疫血清、骨髄の検査を行う。治療は貧血の原因に応じて行い、鉄や不足するビタミンの補充方法は、原因や吸収の状態などに応じて選ぶ。
公式正答は2として確認しつつ、代表的な対応関係を排他的な規則にしない。特に黄疸は複数の病態で起こる。
公式正答は鉄欠乏性貧血とスプーン状爪。ただし、巨赤芽球性貧血でも黄疸は起こり得る。公式の採点を確認することと、他の組合せを医学的に不可能と断定することを混同しない。