介護保険によるサービスはどれか。
正答:4
正答:4
通所リハビリテーションだけが介護保険のサービス。残る3つは障害のある人向けの制度。正答は4。
サービス名を、どの制度から出ているかで分けられるか。
高齢者を支える介護保険と、障害のある人を支える制度は、根拠になる法律が別で、対象も窓口も違う。介護保険は原則65歳以上の要介護認定を受けた人が対象で、施設に入るもの、家から通うもの、家へ来てもらうものがある。通所リハビリテーションは、家に住みながら施設へ通って機能訓練を受けるもので、介護保険から出る。したがって記述4が正しい。誤肢の3つは障害のある人向けの制度から出るサービスである。生活介護は日中の介護と活動の場、自立訓練は生活や身体の機能を高める訓練、就労移行支援は働くための準備を支えるもので、いずれも介護保険ではない。
「訓練」「支援」という語だけを見ると、どれもリハビリテーションらしく見える。分ける手がかりは、名前に「介護」が付くかどうかではなく、誰を対象にした制度かである。就労という語が入るものは働くための支援なので、高齢者向けの介護保険からは出ない。
介護保険を使うには、市町村へ申請して要介護または要支援の認定を受け、ケアマネジャーの立てた計画に沿ってサービスを組み合わせる。訪問看護や訪問リハビリテーションも介護保険から出る。あん摩マッサージ指圧の施術が介護保険で給付されることはないが、機能訓練指導員として施設に関わる道はある。制度の入口を知っておくと、利用者から相談を受けたときに窓口を案内できる。
サービス名を4つ並べ、制度をまたいで混ぜる。解法は、(1) 各サービスの対象者を思い出す、(2) 高齢者向けか障害のある人向けかで分ける、(3) 介護保険から出るものを選ぶ。
介護保険によるサービスは通所リハビリテーション。生活介護・自立訓練・就労移行支援は障害のある人向けの制度から出る。制度が違えば対象も窓口も違う。