問116
絡穴が郄穴より末梢にある経脈はどれか。
この問題の分類段階1 暗記用語・数値・定義を確認する問題
正答:4
正答:4
脾経は絡穴が足内側、郄穴が下腿にある。正答は4。
経脈ごとに絡穴と郄穴の位置を比べられるか。
絡穴と郄穴の位置関係は経脈によって違う。足の太陰脾経では、絡穴の公孫が足内側の第1中足骨底内側の遠位陥凹部にあり、郄穴の地機は下腿内側で陰陵泉の下方3寸にある。絡穴のほうが末梢にあるので、記述4が正しい。誤肢は3つとも郄穴のほうが末梢にある。
多くの経脈では郄穴が絡穴より末梢にあるので、例外を探す設問になっている。脾経の公孫は足にあり、これは絡穴としてはかなり末梢である。各経の絡穴と郄穴を部位まで含めて覚えておく必要がある。
絡穴は本経脈が他の経脈と連絡するために分支するところで、表裏する経を同時に治療する作用があり、慢性の症状に用いられる。郄穴は経脈の気が深く集まるところで、急性の症状や痛みに用いられる。公孫は八脈交会穴でもあり、陰維脈の内関と1対で用いる。
経脈を4つ並べ、絡穴と郄穴の前後関係で選ばせる。解法は、(1) 各経の絡穴と郄穴を書く、(2) それぞれの部位を確認、(3) 絡穴が末梢のものを選ぶ。
絡穴が郄穴より末梢にあるのは足の太陰経。公孫が足内側、地機が下腿にある。他の3経は郄穴のほうが末梢。