問118
上腕二頭筋長頭と短頭の間、腋窩横紋前端の下方2寸にあるのはどれか。
この問題の分類段階1 暗記用語・数値・定義を確認する問題
正答:3
正答:3
腋窩横紋前端から測る3穴のうち、下方2寸は心包経の天泉。正答は3。
同じ基準点から測る経穴を、寸数と経脈で並べられるか。
上腕の前面には腋窩横紋の前端を基準に測る経穴が並ぶ。心包経の天泉が下方2寸、肺経の天府が下方3寸、同じ肺経の侠白が下方4寸である。設問の下方2寸に当たるのは天泉なので、記述3が正しい。誤肢は基準点か経脈が違う。天府は同じ基準点だが下方3寸、臂臑は曲池から測る大腸経の経穴、消濼は肘頭から測る三焦経の経穴である。
上腕の経穴は基準点が3通りある。腋窩横紋前端から下へ測るもの、肘窩横紋や曲池から上へ測るもの、肘頭から上へ測るものである。設問の寸数がどの基準点のものかを先に決めれば、候補が絞れる。
腋窩横紋前端から曲沢までの長さは9寸、腋窩横紋前端から尺沢までも9寸とされる。天泉はこの9寸の上から2寸、天府は3寸、侠白は4寸の位置にあたる。天泉は上腕二頭筋の長頭と短頭の筋溝、天府と侠白は上腕二頭筋の外側縁が目印になる。
上腕の経穴を4つ並べ、基準点の違うものを混ぜる。解法は、(1) 基準点ごとに分ける、(2) 腋窩横紋前端から測るものを残す、(3) 寸数を合わせる。
上腕二頭筋長頭と短頭の間、腋窩横紋前端の下方2寸にあるのは天泉。天府は下方3寸、臂臑は曲池から、消濼は肘頭から測る。