C6-C7横突起間に刺鍼することにより、治療効果が最も期待できる神経根障害によるしびれの部位はどれか。
正答:2
正答:2
第6頸椎と第7頸椎の横突起の間から出るのはC7神経根。C7の感覚領域は手背の中央から中指。正答は2。
刺鍼した椎間から神経根を決め、その根の皮膚分節を答えられるか。第31回問129の逆向きの問い方。
頸椎では神経根が同じ番号の椎骨の上の椎間孔から出るので、第6頸椎と第7頸椎の間から出るのはC7。C7の皮膚分節は前腕の背側から手背の中央、そして中指にかけて。前腕橈側から母指はC6、小指球から小指はC8、前腕尺側はC8からTh1の領域。したがってC7を狙う刺鍼で効果が期待できるのは手背中央から中指のしびれ。
頸椎と胸腰椎で神経根の出方が違う点を押さえる。頸椎はC5ならC4-C5間、C7ならC6-C7間と、同番号の椎骨の上から出る。C8だけは第8頸椎がないのでC7-Th1間。皮膚分節は母指がC6、中指がC7、小指がC8と、指で覚えると早い。
上肢の皮膚分節:C5=上腕外側、C6=前腕橈側と母指・示指、C7=手背中央と中指、C8=環指・小指と前腕尺側、Th1=上腕内側。反射はC5=上腕二頭筋、C6=腕橈骨筋、C7=上腕三頭筋。筋力はC5=三角筋(外転)、C6=上腕二頭筋(肘屈曲)、C7=上腕三頭筋(肘伸展)、C8=手指屈筋、Th1=手内在筋。誘発テストはスパーリング・ジャクソン。
皮膚分節を4つ並べ、隣接する根の領域を混ぜる。解法は、(1) 椎間から神経根を出す(頸椎は上から出る)、(2) その根の皮膚分節を出す、(3) 一致するものを選ぶ。
頸椎では神経根が同番号の椎骨の上の椎間から出るので、第6・第7頸椎の間から出るのはC7。C7の皮膚分節は手背の中央から中指。前腕橈側から母指はC6、小指球から小指はC8、前腕尺側はC8〜Th1で、いずれもC7ではない。指で覚えると、母指C6・中指C7・小指C8。