動脈血における酸素飽和度の正常値はどれか。
正答:4
正答:4
動脈血ではヘモグロビンのほとんどが酸素と結びついており、およそ97パーセントになる。正答は4。
動脈血と静脈血の酸素飽和度の値を覚えているか。
酸素飽和度は、赤血球の中のヘモグロビンのうち、どれだけが酸素と結びついているかを割合で表したものである。肺で十分に酸素を受け取った動脈血では、ほとんどが結びついた状態になり、およそ97パーセントになる。全身を回って組織へ酸素を渡したあとの静脈血では、およそ75パーセントまで下がる。したがって正常な動脈血の値として選ぶのは約97パーセントである。指先で測る機器はこの割合を光の吸収の違いから推定するもので、健康な人では96から99パーセントの範囲を示す。90パーセントを下回る状態は酸素が足りていないことを意味し、対応が要る。
動脈血の97パーセントと静脈血の75パーセントを対で覚える。数字を1つだけ覚えると、選択肢に並んだ近い値で迷う。指先で測る機器の値が90を切ったら危険という目安も、実務では合わせて持っておく。
ヘモグロビンと酸素の結びつきやすさは、周りの条件で変わる。組織のように二酸化炭素が多く、酸性に傾き、温度が高い場所では結びつきが弱まり、酸素を手放しやすくなる。この性質のおかげで、必要としている場所ほど酸素が渡される。指先で測る機器は、一酸化炭素中毒や強い貧血、末梢の循環が悪い状態では実際より高く出ることがあるので、値だけを信じない。
数値を4つ等間隔に並べ、正常値を1つ選ばせる。解法は、(1) 動脈血と静脈血の値を対で思い出す、(2) 危険とされる境目を確認する、(3) 最も高い値が動脈血の正常値になることを確認する。
動脈血の酸素飽和度の正常値は約97パーセント。静脈血は約75パーセントで、90を下回ると酸素が足りていない状態を示す。動脈血と静脈血の値を対で覚える。