問27
大腸について正しいのはどれか。
この問題の分類段階1 暗記用語・数値・定義を確認する問題
正答:1
正答:1
大腸には多くの細菌が住みついていて、ここで食物繊維の一部が分解される。正答は1。
大腸の役割を、小腸と区別して言えるか。
大腸には多種類の細菌が住みついており、その数は体の細胞よりも多いとされる。これらは小腸で消化されずに届いた食物繊維の一部を分解し、短い脂肪酸やビタミンKなどを作る。したがって記述1が正しい。誤肢は3つとも数字と役割の取り違えである。消化管に入る水分の大部分は小腸で吸収され、大腸で吸収されるのは残りにあたる。約80パーセントが大腸というのは小腸と入れ替わっている。大蠕動は1日に数回、食事のあとなどに起こる大きな動きで、1時間に数回ではない。大腸は蛋白質を分解する酵素を出さない。消化酵素を出すのは唾液腺、胃、膵臓、小腸である。
大腸の役割は、水分と電解質の残りを吸収することと、細菌が住むことの2つに絞ると混ざらない。消化と栄養素の吸収はほぼ小腸で終わっている。数字を問う肢は、小腸と大腸のどちらの話かを確認してから判断する。
大腸で水分が吸収されるので、通過が遅いほど便は硬くなり、速いほど水分を含んだままになる。大蠕動は食事によって誘発され、便意につながる。大腸には小腸のような絨毛がなく、代わりに結腸ヒモ・結腸膨起・腹膜垂という外見上の特徴をもつ。抗菌薬を長く使うと住みついている細菌の構成が変わり、下痢やビタミンKの不足を招くことがある。
大腸について4つ並べ、小腸の役割と数字を混ぜる。解法は、(1) 大腸の役割を2つに絞る、(2) 数字が小腸の話でないかを確認、(3) 消化酵素を出す器官を思い出す。
大腸には多数の細菌が常在する。水分の約80パーセントを吸収するのは小腸、大蠕動は1時間ではなく1日に数回、大腸は蛋白質分解酵素を出さない。大腸の役割は2つに絞る。