問38
HPV感染について最も適切なのはどれか。
この問題の分類段階1 暗記用語・数値・定義を確認する問題
正答:4
正答:4
感染しても多くは体の側が排除する。正答は4。
感染の自然経過と、癌との関係を正しく言えるか。
いぼを作るウイルスは、全人口のうち相当数が生涯のうちに感染するありふれたウイルスで、多くの場合は体の免疫によって排除される。感染が長く続いた一部の人で、細胞の変化が進んで癌に至る。したがって記述4が正しい。誤肢は3つとも誤りである。関連が深いのは子宮の内膜ではなく頸部の癌、ワクチンは癌の発生を予防できるとされ、男性にも感染して尖圭コンジローマや中咽頭の癌の原因になる。
子宮の癌には、頸部にできるものと内膜(体部)にできるものがあり、原因が違う。頸部のものはこのウイルス、内膜のものはホルモンの影響が背景にある。名前が似ているので、部位まで確かめてから判断する。
このウイルスはDNAを持ち、全人口の7〜10%がいぼを経験するとされる。皮膚では足の裏や爪の付け根に盛り上がりができ、見た目で診断できる。子宮頸部が疑われる場合は組織を採って調べる。種類が多く、そのうち一部が癌の原因になる。胃の粘膜が置き換わる変化と同じく、感染が長く続くことで前の段階の病変が生じ、そこから癌へ進むという経過をたどる。
感染の性質を4つ並べ、部位と対象を誤らせる。解法は、(1) 関連する癌の部位を確認、(2) 予防の可否を確認、(3) 自然経過を確認する。
最も適切なのは「多くの場合、感染しても排除される」。関連が深いのは子宮頸癌、ワクチンは癌を予防でき、男性にも感染する。