問40
構成失行について正しいのはどれか。
この問題の分類段階1 暗記用語・数値・定義を確認する問題
正答:4
正答:4
形を組み立てたり写したりできなくなる。正答は4。
高次の脳機能の障害を、症状の内容で言い分けられるか。
失行とは、麻痺や感覚の障害が無いのに、目的のある動作ができなくなる状態をいう。このうち構成に関わるものは、図形を写す、積み木で形を作る、絵を描くといった、空間の中で要素を組み立てる作業ができなくなる。したがって記述4が正しい。誤肢は別の障害である。言葉を繰り返せないのは言語の障害、服を正しく着られないのは着衣に関わる失行、触れた物の形が分からないのは感覚を通じた認識の障害である。
失語、失行、失認の3つを混ぜない。話す・聞く・読む・書くに関わるのが失語、動作ができないのが失行、感覚から対象を認識できないのが失認である。失行の中でも、着衣、構成、観念、観念運動と種類が分かれる。
言語の障害には、人の話は理解できるが自分から話せないものと、話せるが内容がでたらめになるものがある。前者は運動性の言語中枢、後者は感覚性の言語中枢が傷んだときに起こる。構成に関わる障害は、右の頭頂葉が傷んだときに現れやすいとされ、日常では料理の手順や道具の配置が乱れることで気づかれる。
高次脳機能の症状を4つ並べ、失語・失行・失認を混ぜる。解法は、(1) 3つの区分を書く、(2) 各肢がどれかを判定、(3) 構成に関わるものを選ぶ。
構成失行は積み木で形を模倣できないこと。言語の復唱は失語、着衣は着衣失行、触れた物の形が分からないのは失認。3つの区分を分ける。