問74
摂食嚥下機能について正しいのはどれか。
この問題の分類段階1 暗記用語・数値・定義を確認する問題
正答:1
正答:1
目で見て食べ物と分かる段階が先行期。正答は1。
5つの時期に、それぞれ何が起きるかを対応づけられるか。
飲み込みは、見て分かり、口へ運び、噛み、飲み込むという一連の動作で、5つの時期に分けられる。先行期は口へ入れるまでに食べ物を認識する時期、準備期は口に取り込んで噛み、まとまりを作る時期、口腔期はそのまとまりが口からのどへ送られる時期、咽頭期はのどへ入ったことで反射が起こり、喉頭が持ち上がって蓋が閉じ、食道へ移る時期、食道期は食道の動きで胃へ送られる時期である。したがって記述1が正しい。誤肢は1つずつ後ろへずれている。噛んでまとまりを作るのは準備期、のどへ送られるのは口腔期、食道へ送られるのは咽頭期である。
時期の名前と、その時期に食べ物がいる場所を取り違えるのが典型である。名前は「どこにあるか」ではなく「どこへ送るか」を指していると捉えると、1つずつずれた肢を見分けられる。口腔期は口からのどへ、咽頭期はのどから食道へ、食道期は食道から胃へ送る。
咽頭期と食道期は意識せずに起こる反射で、とくに咽頭期は気道を閉じながら食べ物を食道へ送る複雑な反射である。ここが崩れると誤って気管へ入る。口の中には多くの細菌がいるため、口の清潔を保つことが誤嚥による肺炎を防ぐ第一歩になる。訓練は言語聴覚士を中心に、多くの職種のチームで行う。
時期の名前に、1つ後ろの時期の内容を当てて並べる。解法は、(1) 5つの時期と内容を順に書く、(2) 各肢がどの時期の内容かを判定、(3) 一致するものを選ぶ。
正しいのは「先行期では食物を認識する」。口腔期は口からのど、咽頭期はのどから食道、食道期は食道から胃へ送る時期。誤肢はいずれも1つ後ろへずれている。