問102
舌質の色でみられるのはどれか。
この問題の分類段階1 暗記用語・数値・定義を確認する問題
正答:1
正答:1
舌診は舌質(舌体そのもの)と舌苔(表面の苔)に分けて見る。舌質の色は淡白・淡紅・紅・絳・紫(青)で表し、黄・白・黒は舌苔の色。正答は紫。
舌質の色(淡白・淡紅・紅・絳・紫・青)と舌苔の色(白・黄・灰・黒)を区別できるか。
舌質は舌の本体で、色・形・態を見る。正常は淡紅で潤いがある。淡白舌は気血両虚・陽虚・寒証、紅舌は実熱や陰虚の虚熱、絳舌はさらに深い熱(熱が営血に入る)や陰虚火旺、紫舌は血瘀・熱毒・寒凝(青紫は寒、紫暗は瘀血)。舌苔は舌表面の苔状物で、白苔は表証・寒証、黄苔は裏証・熱証、灰苔・黒苔は熱極または寒極の重症。したがって紫は舌質の色、黒・黄・白は舌苔の色。
「白」は淡白舌(舌質)と白苔(舌苔)の両方に出てくるが、選択肢の「白」単独は苔の色。舌質の色は淡白・淡紅・紅・絳・紫の系列、舌苔の色は白・黄・灰・黒の系列と分けて覚える。紫舌は瘀血の代表所見で、舌下静脈の怒張とセット。
舌診の項目:舌質は色(淡白・淡紅・紅・絳・紫)、形(胖大・痩薄・裂紋・歯痕・芒刺)、態(強硬・痿軟・顫動・歪斜)。舌苔は色(白・黄・灰黒)、質(厚薄・潤燥・腐膩・剥落)。陰虚は紅舌・少苔、痰湿は膩苔、胃気・胃陰の損傷は剥落苔、気虚・陽虚は胖大舌・歯痕。
舌苔の色を3つ並べ、舌質の色を1つだけ置く。解法は、(1) 舌質と舌苔を分ける、(2) 黄・白・黒は苔、(3) 紫は質。
舌診は舌質と舌苔に分ける。舌質の色は淡白(気血虚・陽虚・寒)、淡紅(正常)、紅(熱)、絳(深い熱・陰虚火旺)、紫(血瘀・熱毒・寒凝)。舌苔の色は白(表・寒)、黄(裏・熱)、灰黒(重症)。紫は舌質の色、黒・黄・白は舌苔の色。舌質の形(胖大・痩・裂紋・歯痕)や舌苔の質(厚薄・潤燥・膩・剥落)も合わせて診る。