灸治療が骨盤位の矯正に効果的とされる膀胱経の要穴はどれか。
正答:1
正答:1
骨盤位の矯正に用いられるのは足の小趾外側にある至陰で、膀胱経の井穴。正答は1。
骨盤位(逆子)の灸として知られる至陰が、膀胱経のどの要穴かを言えるか。
骨盤位すなわち逆子に対する灸は、足の小趾外側にある至陰への施灸が古くから行われ、産科領域でも報告がある。至陰は足の太陽膀胱経の最後の穴で、五行穴では井穴にあたる。井穴は経脈の気が湧き出るところとされ、四肢の末端にある。膀胱経の五行穴は、至陰(井金)・足通谷(滎水)・束骨(兪木)・崑崙(経火)・委中(合土)と並ぶ。したがって骨盤位の矯正に用いる膀胱経の要穴は井穴。
要穴の種類を問われているので、経穴名を思い出したうえで五行穴のどれかを答える必要がある。至陰=井穴という対応を知らないと、逆子の灸=至陰まで分かっても答えられない。井穴は四肢の末端の爪の角にあり、膀胱経では足の小趾。
陽経の五行穴の並びは井金・滎水・兪木・経火・合土。膀胱経では至陰・足通谷・束骨・崑崙・委中。井穴は十二経それぞれの末端にあり、意識障害や急性症状に用いられるほか、瀉血に使われることもある。骨盤位への至陰の灸は妊娠28〜32週ごろから行われ、母体の血流や胎動への影響を介して自然回転を促すと考えられている。妊婦への施術では三陰交・合谷など子宮収縮に関わるとされる穴の扱いに注意する。
要穴の種類を4つ並べ、経穴名を経由して答えさせる。解法は、(1) 目的から経穴名を出す(骨盤位=至陰)、(2) その穴が五行穴のどれかを出す、(3) 該当する種類を選ぶ。
骨盤位の矯正に用いる灸の穴は足の小趾外側にある至陰で、これは足の太陽膀胱経の井穴。膀胱経の五行穴は至陰(井)・足通谷(滎)・束骨(兪)・崑崙(経)・委中(合)と並ぶ。要穴の種類を問われるので、経穴名を思い出したうえで五行穴のどれかまで答える必要がある。