問161
古代九鍼で皮膚を切開するのはどれか。
この問題の分類段階1 暗記用語・数値・定義を確認する問題
正答:3
正答:3
剣のように両刃で、膿を出すために切り開く鍼。正答は3。
9種類の古い鍼を、形と用途で結びつけられるか。
古代の文献には9種類の鍼が挙げられており、それぞれ形と用途が違う。皮膚をなでたり押したりして刺さずに使うもの、脈を押さえるもの、体表を軽く叩いて浅く出血させるもの、そして膿を出すために皮膚を切り開くものなどがある。先端が剣のように広く両刃になった鍼は、切り開いて膿を排出するために用いられる。したがって記述3が正しい。誤肢は用途が違う。先端が丸く刺さずになでて使うもの、先が細く円い形で刺すもの、先が丸く押し当てて使うものは、いずれも切開には用いない。
9種類の名前は字面が似ており、丸暗記だと取り違える。名前の漢字が形を表しているものが多いので、字の意味から形を、形から用途を導く順で覚えると定着する。刺さない鍼と刺す鍼、切り開く鍼の3群に大きく分けておくと絞り込みが速い。
古代の9種類の鍼は、現在の道具の原型として位置づけられる。刺さずに用いるものは小児鍼や接触鍼へ、浅く出血させるものは刺絡へ、細く刺すものは現在の毫鍼へつながる。名称と用途を問う設問は繰り返し出るので、9種類を表にして一度整理しておくと効率がよい。
9種類から4つを選んで並べ、用途で問う。解法は、(1) 刺さない・刺す・切開の3群に分ける、(2) 設問の用途がどの群かを決める、(3) 該当する鍼を選ぶ。
皮膚を切開するのは鈹鍼。円鍼と鍉鍼は刺さずに用い、員利鍼は刺入する鍼。名前の漢字から形を、形から用途を導く。