四肢の動脈性外出血に対する止血法で適切なのはどれか。
公式正答:1
解説
四肢の動脈性外出血に対する止血法で適切なものを問う。出血部位を心臓より高く保つことである。
この問題で問われていること
止血の原則を、順序と根拠から説明できるか。
しくみから理解する
本問の公式正答は四肢の挙上を選ぶが、現行の生命を脅かす外出血対応では、まず直接圧迫を行い、四肢の生命危機出血には市販止血帯を早期に装着して出血が止まるまで締める。挙上を主要な止血手段として優先順位に組み込まず、過去問の正答と現在の救命行動を分けて示す。
選択肢ごとの確認
止血帯は幅1cm未満ではなく、幅の広いものを用いる。細い紐状のものでは、圧力が狭い範囲に集中して、皮膚、神経、そして血管を損傷する。目安として3cm以上、市販の止血帯は5cm前後の幅を持つ。
止血帯を連続して4時間使用することは適切でない。止血帯を巻いている間、その先の組織は血流を絶たれるため、長時間に及ぶと組織の壊死と、解除時の再灌流による障害(高カリウム血症、腎障害)を招く。装着した時刻を必ず記録し、可能な限り短時間にとどめる。止血帯は、直接圧迫で止血できない大量出血に対する最後の手段になる。
出血部位を動脈圧より低い圧で圧迫しても、止血できない。動脈からの出血を止めるには、動脈圧を上回る圧で圧迫する必要がある。「押さえているのに止まらない」場合、多くは圧が足りないか、押さえる位置がずれている。
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混同しやすいポイント
過去問の公式正答と現在の応急手当を分ける。現在は生命を脅かす外出血に直接圧迫を開始し、四肢の生命危機出血には市販止血帯を早期に用いて出血が止まるまで締める。止血帯を『最後の手段』と固定せず、挙上を直接圧迫や止血帯より優先しない。
理解を深める
外出血では感染防護を行い、出血部位を露出して直接圧迫する。生命を脅かす四肢出血には市販止血帯を創より中枢側へ装着し、出血が止まるまで締め、装着時刻を記録して自己判断で緩めない。市販品がなく生命危機が続く場合の代用品は訓練と地域手順に従う。刺さった異物は抜かず、その周囲を圧迫する。ショック徴候を監視し救急要請する。挙上は主要な止血手段として優先順位に入れない。本問の公式正答は過去の出題契約として別に示す。
間違えやすい考え方
この問題は過去の公式正答契約を問う。学習時には公式正答を示しつつ、現行の生命危機出血では直接圧迫と早期止血帯を出血重症度で選び、挙上を主要手段にしないことを別枠で確認する。
5分で振り返る
①外出血は感染防護、出血部位の露出、直接圧迫から開始する。②生命を脅かす四肢出血には市販止血帯を早期に用い、出血が止まるまで締める。③装着時刻を記録し、自己判断で緩めない。④刺さった異物は抜かず周囲を圧迫する。⑤ショック徴候を監視し救急要請する。⑥挙上を主要な止血手段として優先しない。⑦本問の公式正答は過去の出題契約として別に扱う。
1分チェック
- 生命を脅かす四肢外出血では、直接圧迫を開始し、市販止血帯を早期に装着して出血が止まるまで締める。本問の公式正答は過去の出題契約として別に確認する。
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