永久歯が生え始める目安となる年齢はどれか。
公式正答:2
解説
永久歯が生え始める目安となる年齢を問う。6歳である。
この問題で問われていること
歯の発育の時期を数値で覚えているか。
しくみから理解する
乳歯は生後6〜8か月頃に下顎の中切歯から生え始め、2歳6か月〜3歳頃に20本が生えそろう。永久歯は6歳頃から生え始め、最初に生えるのは第一大臼歯(6歳臼歯)であることが多い。これは乳歯の後ろに新たに生えるため、抜け替わりを伴わず、保護者が気づきにくい。永久歯は12歳頃までにおおむね生えそろい(第三大臼歯を除く28本)、第三大臼歯(親知らず)はさらに遅れて生えるか生えないこともある。
選択肢ごとの確認
乳歯20本が生えそろう時期である。永久歯はまだ顎の中で作られている段階にあたる。
すでに前歯を中心に生え替わりが進んでいる時期である。生え始めとしては遅い。
第三大臼歯を除く永久歯28本がおおむね生えそろう時期である。生え始めではなく完成の目安になる。
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混同しやすいポイント
『6歳で生え始め、12歳でそろう』という2つの節目をセットで覚える。また6歳臼歯は乳歯と生え替わらずに新しく生える歯であり、齲蝕になりやすいことが重要である。生えたばかりの永久歯はエナメル質が未成熟で酸に弱く、また萌出途中は歯肉に覆われて磨きにくい。学童期の歯科保健で重点が置かれる理由になる。
理解を深める
学校保健では、歯科健康診断が学校保健安全法に基づき毎学年実施される。齲蝕の有病率は改善傾向にあるが、依然として学童の健康課題である。予防には、フッ化物の応用(フッ素塗布、フッ化物洗口、フッ素配合歯磨剤)、シーラント(奥歯の溝を樹脂で埋める)、適切なブラッシング、間食の管理がある。この時期は自分で歯を磨けるようになるが、磨き残しが多いため、保護者による仕上げ磨きを小学校低学年まで続けることが勧められる。混合歯列期は歯並びが不揃いで磨きにくく、丁寧な指導が要る。
間違えやすい考え方
年齢を問う型で、誤肢が前後の節目に置かれている。乳歯と永久歯それぞれの生え始めと完成の4つの数値を持っていれば確実。
5分で振り返る
①乳歯は生後6〜8か月に萌出開始、2歳6か月〜3歳で20本完成。②永久歯は6歳から萌出開始、最初は第一大臼歯(6歳臼歯)。③12歳頃に28本がそろう(第三大臼歯を除く)。④6歳臼歯は生え替わらず気づかれにくく齲蝕になりやすい。⑤予防はフッ化物・シーラント・仕上げ磨き。
1分チェック
- 永久歯が生え始めるのは何歳か。→ 6歳(第一大臼歯から)。
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